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忍者ブログのカスタマイズ、各種WEBツールのテストなど試行錯誤の日々。 VMLによる地図の作成を研究していましたが、一時中断して、今はPHPを勉強しているところです。
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国土数値情報。鉄道データベースのテーブル内容。

国土数値情報。データの取り込み。 」の記事では、国土数値上情報をダウンロードして、データベースに取り込む方法について述べました。今回は、取り込んだデータがどのように各種のテーブルに格納されているかを見ていきます。

各テーブルの概要

ライン台帳データ:路線名

「ライン台帳データ」のテーブルに路線名があります。下の表は、路線名に「中央」という文字があるデータを選びだしたものです。中央本線(神田~代々木)の路線コードは12006001だということがわかります。

路線コード種別路線名
130060002中央本線
130060012中央本線(原野~木曽福島)
130060022中央本線(坂下付近)
130060032中央本線(落合川付近その1)
130060042中央本線(落合川付近その2)
130060052中央本線(中津川~美乃坂本)
130060062中央本線(恵那~武並)
130060072中央本線(土岐市~多治見)
120060002中央本線
120060012中央本線(神田~代々木)
120060022中央本線(岡谷~塩尻)
120060032中央本線(四方津~梁川)
120060042中央本線(梁川~鳥沢)
120060052中央本線(甲斐大和~勝沼ぶどう郷)
120060062中央本線(新府~穴山)
120060072中央本線(岡谷付近)
212004003大阪市交通局 4号線(中央線)

ラインデータ(線):路線データ

路線は線の結合です。路線を構成する線は、ラインデータ(線)を参照します。路線コード12006001のラインデータのライン一連番号は40です。

連番路線コードライン一連番号ラインデータ数
40120060014017

ラインデータ明細:路線明細データ

ラインデータ明細には、路線データとリンクデータを結びつけるためのデータが格納されています。ライン一連番号が40のラインデータ明細を検索すると17のレコードが表示されます。4・5番目にあるメッシュコードとリンク一連番号とで、参照すべきリンクデータを特定しています。

ライン一連番号明細番号メッシュコードリンク一連番号
40153394613
40253394612
40353394611
40453394610
4055339468
4065339469
4075339467
4085339457
40953394513
401053394514
401153394515
401253394512
401353394516
401453394511
40155339458
40165339459
401753394510

リンクデータ(線分):線分データ

リンクデータ(線分)には、始点ノードと終点ノードのほか中間点のデータ数が格納されています。始点と終点のメッシュ番号とノード番号でノードデータを参照すれば、その緯度経度情報が判明します。

始点メッシュコードリンク一連番号始点ノード番号終点メッシュコード終点ノード番号中間点数
5339467853394695
533946810533946112
53394691153394698
5339461012533946102
5339461112533946173
5339461217533946183
5339461315533946182
5339461421533946224
5339461523533946227
5339461624533946255
5339461726533946274

リンクデータ(線分)明細:線分データ明細

リンクデータ(線分)に記載された始点と終点のメッシュ番号とノード番号でノードデータを参照して、ノードデータにある緯度経度を結べば線分はできますが、より細かな形状の線にしたい場合は、その間の座標も使う必要があります。この「リンクデータ(線分)明細:線分データ明細」は、その中間点の緯度経度データを提供するものです。中間点ばかりでなく始点と終点の緯度経度も掲載されています。

ラインデータ一連番号ラインデータ明細番号リンクデータ明細番号X座標Y座標
401150317531284906
401250317631284936
402150317531285076
402250317731285046
402350317631284936
403150315931285166
403250316731285136
403350317531285076
404150315931285166
404250315631285176
405150315631285176
405250315331285186

ノードデータ(点)

ノードデータは点のデータです。その点の緯度経度などがわかります。国土数値情報の緯度経度は1秒の10分の1を1単位としています。したがって、これを36000で割れば、緯度経度が出ます。その緯度経度の少数点以下を60倍すれば「分」、さらにその少数点以下を60倍すれば「秒」がわかります。

メッシュ番号の上4桁は一次メッシュコードの番号です。一次メッシュは一辺約80kmの大きな区画です。次の2桁は二次メッシュコードです。 二次メッシュコードの上1桁は、南から北に向けて0から9までの行番号が割り振られ、上から2桁目は西から東に向けて0から9まで列番号が割り振られています。このメッシュコードを見れば、メッシュ同士の位置関係が推定できます。

メッシュ内一連番号は、メッシュ番号と合わせて、このノードデータを特定させるものです。

ノード台帳の有無は、そのノードに対応するデータがノード台帳にあるかを示します。鉄道データのノード台帳は、駅名のデータです。次の属性番号は駅コードを表しています。

接続リンク数は、このノードを用いているリンクデータの数。図郭情報は、このノードがリンクデータ上にあるかどうか。対応点のメッシュコードとノード番号は、リンクデータ上の隣のノードか、隣のメッシュの対応するノードを示します。

メッシュ番号メッシュ内一連番号X座標Y座標ノード台帳の有無属性番号接続リンク数図郭情報対応点メッシュコード対応点ノード番号
533946750316031284526153394600073000
53394685030883128528600115339458
533946950311331285266153394600092000
5339461050315631285176004000
5339461150315331285186153394600113000

ノード台帳

鉄道データの場合、ノード台帳のデータは駅のデータです。ノードデータと対応させて緯度経度の情報を取得することができます。

属性番号駅名
5339450246西ヶ原
5339460003有楽町
5339460007東京
5339460009水道橋
5339460011御茶ノ水

国土数値情報の活用

各テーブルの内容がわかったので、これを相互に結び付けて、次回は中央線の駅の緯度経度を取り出す手順を示しましょう。

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