VML日本地図（範囲）

ＶＭＬで日本地図を作りたくなりました。そこでＶＭＬの勉強や緯度経度の情報を調べていました。まだまだ勉強不足ですが、方向が見えてきたので、記事にしていきたいと思います。

まず地図の範囲をどうするかということについて考えましょう。

■全域

日本の端は、次のとおりです。

東　南鳥島　　東経153°59’
西　与那国島　東経122°56’
北　択捉島　　北緯45°33’
南　沖の鳥島　北緯20°25’

この全域を収めるとすると、次の範囲ぐらいになります。
東　154°（9240分）
西　122°（7320分）
　差 32度（1920分）
北　46°　（2760分）
南　20°　（1200分）
　差 26度 （1560分）

■北海道～沖縄本島まで

日本全域を入れるとなると海の部分が多くなります。
主要な国土を示せればいいという地図では、範囲をもっとせばめることになります。北東は北海道、南西は沖縄本島まで入ればいいというこてであれば、範囲は次のとおりでいいでしょう。

東　150°（9000分）
西　125°（7500分）
　差 25度（1500分）
北　46°　（2760分）
南　25°　（1500分）
　差 21度 （1260分）

■北海道～鹿児島まで

沖縄を範囲に入れても、まだまだ海の部分が多く、陸地の部分が少ない。
沖縄は別に地図に入れるとして、主要部分は北海道から九州まで示したいということがあります。その場合の地図の範囲は・・・。

東　150°（9000分）
西　129°（7740分）
　差 25度（1260分）
北　46°　（2760分）
南　31°　（1860分）
　差 15度 （900分）


１分を1pxで表すとすると、この場合、幅1260px高さ900pxで表せます。
半分にしたら、幅630px高さ450pxという手頃な大きさになります。
この場合の原点は（129°,31°）＝（7740分,1860分）ということを覚えておきましょう。ＶＭＬのcoordoriginの設定で使います。